負けず嫌い

って、変な言葉だよね。
何故「負け嫌い」or「勝てず嫌い」とは表現しないのか?
いや、辞典やなんか引けば「『ず』と『嫌い』で否定を強める」って書かれてるのは知ってますよ。
でも、「二重での否定の強め」なんて、そもそもこの言葉以外で使用例なんて見たことないし、通常「マイナス×マイナス=プラス」と解釈するのが自然な思考、と思う訳よ。
おまけに語感として似たような例で
「食わず嫌い」なんて言葉があって、こっちは本来の日本語に沿った意味合いになってるから、尚更「負けず嫌い」が変に見える。

まあ、「昔から使われてきた言葉だし・・・」って言うことなんだろうけど、「現実に即した用法用例に柔軟に対処して行く」姿勢はどうなったんですか?
漢字の誤読や誤用を辞書に載っけちまうなんて馬鹿げた事やってるなら、こういう説得力の無い言葉から改良していって欲しいもんですが。
今や漢字の書き順さえどうでも良くなっちゃってるみたいだし、俺らが昔一所懸命覚えた努力はどうなるんだ?テストで間違えると×付けられたんだけど、その点数返してくれるのか?今では辞書に載って正解になっちゃったりしてるんですよ?おまけに書き順まで適当になっちゃってたり。

【直截】⇒正:ちょくせつ 誤:ちょくさい
な訳ですが、辞書には「ちょくせつ、ちょくさい(『ちょくせつ』の誤読)」なんて記述されてますよ?
間違える人が多いからって、そんな理由で特別扱いはいけません。
【相殺】⇒正:そうさい 誤:そうさつ
なんてのも同様。ぷよラーには常識用語ですが。

入水自殺をニュウスイジサツなんて書いて正解にされるのなら、理科のテストでインゲンマメをインゲメマメと書いた俺に部分点くれた方がよっぽど説得力があるぞ(ねえか
判官贔屓をハンガンビイキとかな。