西の善き魔女 (文庫版)

昨日のゲマ&NHK待ち時間に読了。
アニメ第一話に関しても思ったけど、主人公のフィリエルが「庶民的」であり、かつ「いざと言う時に芯の強さを見せる」のが非常に心地よいです。この点に関してはアニメも全く遜色なし。まあ、演じてる人の技量的に心配は全くしてませんが。
境遇&声的に、どうしても某廃棄王女が連想されるのはしょうがないよね。もっともフィリエルは佳人扱いになってるので、あちらと違って人相書きで凶悪な顔にされたりする事はないですがw

でも、13話で描ききるのは相当な圧縮展開になりそう。
原作を先に読んでる作品(自分の場合、極たまにしかない事だけど)だと「あの話が無い」「このシーンが無い」って、いちいち気になっちゃうのが弊害ですかね。あとはアデイルの声が脳内で無意識に水橋ボイスに変換されてる事かw。

で、ヒロイン:フィリエルの本名はフィリエル・ディーという訳ですが、その父親の名前がディー博士

まさか、自分でも気付かないうちに人の子の親になるとは思わな(←黙れ

その人となりはと言えば、人里離れた天文台で異端の学問を究めており、

ディー博士が極めつけの変わり者である事は、フィリエルにもそれとなく納得できた。

・・・否定できんな。

寝食に注意を払わず、埃にもカビにも上の空

なんか、他人とは思えんぞ。つーか、これ私の事ですね?

「博士は、あたしらなんかと違って学のある偉いお人だ。」

いやー誉めすぎですよ、おかみさん。

娘が塔を尋ねても、ろくろく顔も見ようとしない父親に、大きくなったと、なんて美しくなったのだと言ってほしかったのだった。

いつも言ってるじゃないか!足りないのならいくらでも言ってあげ(ry
よし決めた、今日からHNに「博士」を付け足そう。
さあ、この調子でどんどん賞賛を続けてくれ給へ。

そう考えると、何一つ役に立たずに生きているのは、ディー博士ばかりなのだった。
(あたしは、そういう人にはならない……)
フィリエルは、あらためてそう決意していた。

(゚Д゚)