軽く乾杯して開演を待つ。
そう言えば開演前どっかの馬鹿が
「今回のアルバム、多分俺が一番まともに聞いてると思いますよ。ファナティックアローでしたっけ」
とかのたまってましたね。確かにそんな名前のアルバムは他の誰も聞いてないから、ある意味間違いじゃない。
もう一人、「栗林みな実はプライマリですから」と常日頃から連呼してた人は「ええっ!?ライブって11日じゃなかったでしたっけ!?」と欠席。以前からすっぽかし癖はあったけどこれは酷いなw。

1曲目fantastic arrowはさすがに読めた。
が、Shining☆Days翼はPleasure Lineって何これ?
ココロノカケゴトで楽しんだ後、中盤は異様に長い休憩時間が続きます。
間にちょこちょこアップテンポは入るんだけど、新アルバムの半分以上はバラードだし、その中で弾き語りコーナーもあるんで。
左右のお二人は気持ち良さそうに夢の世界へ。
まあ逆説的に言えば、歌が上手くないと眠ったり出来ないからね。

そして後半怒涛の猛ラッシュ。中盤ののんびり具合が嘘のような畳み掛け。
最後の曲で「絆」と言われた時点でこちらは完全に終戦
「beginning」「Blue treasure」「Dream☆Wing」辺りのシングル曲すらやりきっていない状態で、鉄板が2曲も残ってくれちゃってる。
ステージのバックには数多の星が煌いていましたが、その小さな星たちが降りてきてくれる雰囲気など微塵もありません。
この絶望感は何だろう。ああ、思い出した。
ピッチャー岡本がセギノール相手にノースリーにしちゃった時のあれと同じだ。
おとなしく歩かせてくれたらどれだけ助かる事か。
無論、そんな祈りは天に通じず、「Rumbling Hearts」「Precious Memories」の超鉄板コンボ。
はい、セギノールの打球はライトスタンド上段へ。
ヤケクソの様に跳んでみました。
既に楽しみは今日の深夜です。
っていうか、なんで終演後にPassage流すかなあ。
このツアーもPassageリリース直後だったらもっと神懸りになってただろうなあ、とか贅沢言いながら撤収。