漫画原作の実写映画ヒット アニメである必然性なくなった

これまでアニメーション映画が上位10位の過半数を占めることが続いていたが、2005年には2本、2006年には4本と、半分に及ばなくなっている。

かつてアニメーションのことを漫画映画と呼んだが、漫画を映像化するのに、もうアニメーションである必要はなくなったため、漫画映画はアニメーションと同義ではなくなった。

実写映画化で酷評を受けてる作品が続出してる、という事実については一切触れられていないんですがね。原作信者のみならずアニメファンを発狂させたキャシャーンとかデビルマン黒歴史っぷりについてはどう説明してくれるんでしょうか?

2003年の『あずみ』、2004年の『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』などがあったが、2005年の『ALWAYS 三丁目の夕日』と『NANA』は、漫画原作の実写映画が大きくヒットすることを証明する決定的な役割を果たした。

作品例を列挙はしてるものの、『あずみ』と『ハットリくん』の興行成績とか評判について全く触れてない辺り、非常に作為的な気がしますがw。
後者二つの成功例についてはそもそもキャストの人気もあるし、実写映画の中でも出来が良かったからこそ生まれたものでしょ?
実写映画がアニメに取って代われる、と言う事を証明したいのなら、とりあえずアクション作品でそれを実証して欲しいんですけどね。
影技術の代表格のように呼ばれる「ワイヤーアクション」と言う代物についても、アニメとタメを張れると感じたことは一度も無いし。

とりあえず、

海外でも日本の漫画を実写化しようとする企画は多い。いまだに実現にはいたっていないが、『ドラゴンボール』『AKIRA』『新世紀エヴァンゲリオン』『ルパン三世』などが取りざたされていた。

この内のひとつでもまともな作品になれば、多少は再評価する気も起きるかもしれませんがw