Yuki Kajiura LIVE VOL#1 〜日本語禁止サントラライブ〜

つい3日前に来たばかりのO-Westに再び。
陣取る場所も一緒。
無論、混み具合は三日前とは大違いですが、客層的に途中で前の客が下がってくる心配がないのは助かる。

にしても、果たしてこのライブに単独で参加する程梶浦サウンド好きだったか?自分
どちらかと言うと、参加できない某人の分まで俺が聞いてこよう!と意気込んだというか、ぶっちゃけ
「ああ、今日発売だっけ。パシフィコの抽選外したら悔しいだろうし、もしかしたら交渉材料になるかも」
的ノリで運試しにネット繋げて手を出したら取れちゃったという。

結局この日までに予習できたのは、元々聞いてたNOIR舞-HiME、そして最低限の嗜みとしてFICTIONを押さえただけ。
.hackとかノーマークだよなー、まずいなーと思いつつ、5分ほど遅れて開演。

1.the world (.hack//SIGN)
2.key of the twilight (.hack//SIGN)
3.liminality (.hack//Liminality )


言ってるそばから.hack曲のラッシュ、ってもFICTIONで聞いてますが。
初っ端から歌姫4人登場とは豪華な。入れ替わりで出て来るパターンかな、と思ったら結局オーラスまで全員出ずっぱりだったし。
とりあえず、最初から最後までポカンとしてるだけだったらどうしよう?という心配は別の形で実現しそうに。
4人とも声量半端じゃねえ(汗。
まじでポカーンとしてしまう。
ドレスアップしてて更に見惚れると言うか、実際みんな綺麗です。
惜しむらくは、KAORI=織田かおり以外顔知らんので誰が誰だかわからないw

ここで梶浦先生のMC。
「お花見とか行った方います?」数名が挙手。先週行った自分も含め。
「我々花粉症持ちには、お花見と言うのはファンタジーであり、彼岸の向こうの出来事なんですよね。」
いやー、全くですな。夜じゃなかったらあんなところに居られた訳がない。
「あ、先に言っときますが、私喋りだすと長いんで、MCの間はくつろいでて下さい・・・って、スタンディングでどうくつろげと言うのか、って感じですよね。」

4.vanity (FICTION)
5.in the land of twilight,under the moon (.hack//Liminality )


ここで2回目のMC&歌姫紹介。

左からWAKANA、KEIKO、貝田由利子、KAORI。
●WAKANAについて、
女神のような歌声。
喋らないように見えるけど喋りだすと止まらない。
この前レコーディングの後、飲みに行ったら、4時間中3時間56分はWAKANAちゃんが喋ってた。
「梶浦さんも喋ったじゃないですか(汗」
二言三言ね。
●KEIKOについて
物凄く繊細。
でも、「どんな音楽聴くの?」って聞いたら「尾崎豊とかですかねー。
って感じでかなりのロッカーらしい。
●貝田由利子さんについて
どの作品で競演した、っていうより共演しなかった作品をかぞえた方が早いんじゃないかっていうくらいお世話になってます。
あと、「梶浦語」に関しては彼女が先生です。分からない発音なんかも貝田さんに聴けば教えてくれますw。
●KAORIについて
ツバサ・クロニクルの挿入歌で初めて一緒に仕事をした。
けど、当時高校生だったにも拘らず凄く年齢が高くて驚かされた。
背も大きいですが精神的にも大人です。

6.I talk to the rain (ツバサ・クロニクル)
7.godsibb (ゼノサーガ III [ツァラトゥストラはかく語りき])

ここで3度目のMC。
北斗の拳・トキ伝について。
「トキと言えば北斗の拳で一番の泣かせどころです。見る時はハンカチの準備を」

●音楽のルーツについて
小学校2年生の頃から自分で作曲をやってて、その楽譜なんかがこの前出てきた。
おばあちゃんに贈った「ありがとう さようなら」って曲ですが、歌詞が物凄く単純。
「ありがとう さようなら さようなら ありがとう バイバイ」で終わり。

6年生の時に作ったのは、本人が超大作として書いた「大宇宙神話」っていう7分以上ある曲。
「大」で「宇宙」で「神話」ですからね。なんでもスケール広げればいいんかい、と言う。
「♪時に〜終わりが〜無いのなら〜」みたいな歌いだしで、ストーリーも決まってるんですよ。
「宇宙の彼方で美女が助けを求めてて、それを戦士たちが助けに行く」っていう、まるっきりイスカンダルのスターシャな訳ですが。

「次のコーナーは、ちょっと静かな曲からいきます。」

8.fake wings (.hack//SIGN)
9.媛星 (舞-HiME)
10.目覚め (舞-HiME)


待望の舞-HiMEコンボキタコレ(゜∀゜) !!!
予習云々とか言う以前にやっぱこの辺は体が反応するね。
つーか、ちっとも静かなコーナーじゃありませんw。

ここのMCはメンバー紹介。
ついで、貝田さんの話となり、
「それでは、その出会いの歌です」
どよめく場内。

11.canta per me(NOIR)


余韻に浸りながらも、
この流れだとNOIRコンボだよな?
となると、あれだよな?
と客ほぼ全員が思う中、あのイントロが。

12.salva nos (NOIR)


マジで来た。本日大本命というか主目的。
イントロ一音で筋がゾクゾク来ました。
誰かさんが居たら
「いやーついにこの日が(ry」とか言ってるに違いない。
こちらとしても初めて梶浦由記と言う人の音楽を意識して聴くようになったきっかけの曲。
やっぱ痺れるやねー。
と、余韻に浸ろうとしたら後奏が続いてる。
NOIR系でまだ続けるのかな?とか思ってたところに

13.zodiacal sign (アクエリアンエイジSign for Evolution)

最強のカウンターパンチ炸裂。
洗脳効果はヤンマーニを軽く凌ぐと言われる呪文曲。
梶浦さん、キーボードそっちのけで拳振り上げてコーラスしてます。
歌姫4人も満面の笑みで全力コーラス展開。
これ、映像化したらさぞかしシュールな宗教儀式になっとるだろうなw

喝采の中でMCに。
「昨日、私実家に泊まったんですが、寝付けないので『そうだ、コーラスの練習しなきゃ』とか考えてこの曲を思い出して口ずさんでたんですよ。
そしたら今朝母が『何かねー。昨夜眠ってたら夜中に気持ち悪い呪文みたいなのが聞こえてきて・・・』」

14.a song of storm and fire(ツバサ・クロニクル)


ここで本編終了。
そしてアンコールへ。

en1.open your heart (.hack//SIGN)


4人のハーモニーが秀逸の一言。

MC
「ライブやってみてよく分かりました。これ、やりたい曲有りすぎて1回じゃ足りませんw」
「そもそも、一曲一曲ライブ用にアレンジしてると原曲の倍くらい長くなっちゃうんですよね」
「もう、ここで宣言します。第二段もやります。やり”たい”じゃなく。」
「次はもっと大きなハコでゆったりと・・・って、このハコも好きですよ?Westさん」
「あと、次は日本語の曲もw。今日の歌姫さんたちもさぞかし日本語を歌いたかった事かと(苦笑」

en2.tsubasa(ツバサ・クロニクル)


最後はKAORIのデビュー曲を全員で。
良く考えたら、これでこの曲は日本語版(=ユメノツバサ:牧野由依)と英語版両方聴いた事になるんだよな。

てな感じであっという間の2時間。
これだけレベルの高いものを見せられると、行けるものは全部行っとかないと損な気がしてくるんだよね。
まあ、だからと言って目に付くもの全部行ってたらきりがないんだけど。