他人の家の悪口ばっかじゃなんなので・・・

今日は中日ドラゴンズについて。
まずは今年の総括ですが、正直参りました。「今年は順位気にしてない」とか言ってました。落合ごめん。
「補強無しで優勝」これは言うまでもなく実に小気味良かったです。言うまでもなく、どっかの球団が学習機能なく同じ事を繰り返してるのが隠し味な訳ですが。

ただ、就任当時からとにかくやる事と言えば「星野の跡を消す」事ばかりで、例えば

  • 星野が導入したドジャースパクりユニフォームの刷新
  • 星野の息が掛かったスタッフの刷新
  • 日本シリーズなんて見てるヒマはない。練習しろ」(=星野の出てるTVなんざ見るな)
  • 星野みたいに殴らない
  • 星野みたいに選手叱り付けないで、負けたら自分の責任

そして、前述した通り

  • 星野のお家芸、FA・トレードでの「血の粛清祭り」を凍結し、現有戦力のみでの布陣。

苦労して育てた選手が主力に成長する、と言う最も楽しみなプロセスにようやく光が当てられたのは素直に面白いと感じました。特に、自前育成の4番候補について「面白い素材が沢山いる」と言及したのはかなり期待を持てた。何せ打撃の科学を語らせたらこれ以上の人間はいないんだから、順位そのものはともかく大砲を育て上げる事に関しては期待していいんじゃないか?と感じました。・・・まあ、結果は意外にも真逆になった訳ですが(苦笑
が、ともかく星野との反目で中日を去った落合が、星野を反面教師としたのはかなりの正解だったと言って良いかと。(人気が高い反面敵も多いのが星野と言う男の特徴だし)

で、この話になると結局落合だけじゃなく星野について考えなきゃならんのですが、とにかくこの男ほど

  • 有能≠優秀

を物語ってくれる人物も居ないのではないかと。

  • 選手の力量の見極め
  • 采配・状況判断
  • 根回し・政治力

なんて分野に関して超一流と言って良い上、

  • パフォーマンスの上手さ

に関してはもう天才と言っても過言ではないかと。
※個人的には10・6ナゴヤ球場終戦の後の「ジャイアンツファンの皆さん、おめでとう!」が白眉。

・・・疲れたので明日に続くー。