そして伝説へ

この1年半の間、頭痛の種となってくれた某国からの研修生も年内で帰国。
最後の一週間くらいは説教せずに済ませよう(意訳:面倒だし、無視してよう)と考えたこちらの意図を知ってか知らずか、ヤツがまた伝説を作りました。

本日は2年間の研修結果を部課長に報告する日。発表は10時半からですが、9時半過ぎになってもヤツの姿は見当たりません。既に周囲もやつの無断欠勤なんてもう慣れっこになっていた訳ですが、さすがにこんな日にやらかすとは予想を凌駕してます。
「・・・来てませんねー。」とぼやいてみたところ、研修生担当の上司が「さっき電話したよ。『これから来る』ってさ。」と投げやりな返事が返ってきた。普段ならヤツが居なくても困らない、と言うかむしろストレスの材料が減って良い方向なのですが、さすがに今日ほっといたら火の粉が自分達に降りかかりかねないしね(監督不行き届きとかで)。

さて、それから20分程度で遅刻王・・・もとい迷惑王到着。
まあ、普通に寝坊だろうし別にツッコむ気も無かった訳だが、ヤツの口から出てきた言葉が凄かった。

「アラームが壊れました!他の時計も全部壊れました!!一体どうなってるんだ!!!
お前の頭の中こそどうなってんだよw。
何そのロークオリティな言い訳?俺、多分精神年齢が幼稚園児だったとしてもそんなバレバレな嘘つけません、恥ずかしすぎて。
つーか、3ヶ月で20日もズル休みしておいて、周囲が「体調不良で休んでる」なんて言い分を本気で信じてると思ってんだろうか?つくづく日本人って甘く見られてるよな。ああ、訂正。ヤツらが甘く見てるのは世間全体だな。
でも、何より素晴らしかったのはヤツのそんな逆ギレ?状態に対し、一言も発さず徹底して無視しつづける我々グループ員の鉄の結束度合い。もしかしたら、研修生制度ってのはこうやってグループ内の団結を高める為に導入されたものなのかも知れません。
つー事で課長!ウチのグループは充分結束できたので二度と研修生を入れて頂かなくて結構です!