世界3大ガッカリ

・・・の一つ、マーライオン
ぶっちゃけ、今回旅行に来るまでその存在すら知りませんでした。
同行の二人は昨日や一昨日に既に見に来た様で、度々すみません。

さて、件のライオンさんですが、事前にガッカリっぷりを刷り込みされていた反動か、それほど悪くない。
一応写真を撮りながら、Mきのさんに一言コメントを頂きました。
「顔にやる気がない」

以上です。スタジオにお返しします。
ここで、雨が結構強くなってきたので屋根有りの場所に戻って…
あれ?Mきのさんが来ない。
「あ、お連れの方さっき『足が攣った』って…」
人類史上初、マーライオン前で足を攣る男出現。

雨の状態も考えて、ここからは地下街を通って会場近くまで行くことに。
地下商店街は、もうホント新宿サブナードとかと何にも変わりがありませんね。
実際、昨日は都会過ぎて実は店とか余り無い事で困ってた訳ですが、都心部は「上は観光&流通、下は生活&商業」ってな感じの住み分けになってる気がします。

なんだかんだで良い時間なので昼飯に。
さて、何にしましょう?
ケンタの味は別に変わらなかった。聞くところによるとマックもそうらしい。
というか、何故ここまで来てファーストフード食わにゃならんのか、と言う事で、一応地域料理っぽいチキンライス(日本のチキンライスと違ってこんな感じのチキン&ライス)にチャレンジ。
有名店に出張る程の気合も無かったので地下のフードコートですが。

とりあえず、チキンライスのコンボセットを注文。
内容としてはライスに骨付きチキン、カットチキン、フカヒレスープ、付け合せの野菜にキムチのセット。先程足を攣った誰かさんは、こちらとちょっと違うメニューを頼み、店員からの質問全てに愛想笑いで答えるという荒業を見せています。

コミュニケーションしろよ。
そして席についての第一声、
「俺は間違ってました。マーライオンシンガポールで一番やる気有る。ちなみに、2番目はホテルで排水口の掃除してた姉ちゃん。最下位は姉ちゃんを顎で使ってた奴らと自転車の上でうたた寝する爺ちゃん。
つーかアイツら、何でどこの店員も半ギレみたいな顔で注文聞き返してくるのか」
すっかりやさぐれモードです。
飲み物がないので買って来ようとしたら
「じゃあDさん、ついでに俺のも買って来て下さい。俺の心が折れる前に
ライブ中にカメラスタッフすら押しのけて行ったあの自信はどこに行ったのでしょうか?

さて、肝心の昼飯は…うん、なかなか行ける。
甘辛に似たチキンとご飯の相性も良く、骨付きチキンは対照的にピリっとした味付け。
そしてフカヒレスープ、そうそうこの甘さが…甘さ?ぐごげ#$%っ!!!!
気をとりなおしてキムチで口直ししよう、そうそうキムチといえばこの問答無用の辛さと甘酸っぱさ…いや、後者要らねえだろ!!!

説明しよう。
東南アジア諸国は暑さを緩和するために飲み物は全体的に「これでもか」というほど甘くなるのだ!と言っても、コーラとかポカリとか、元々甘いもの、元の味が決まっているものは基本大差なし。危険なのはコーヒー・紅茶と言った類で、自分の会社の海外拠点工場に行った時なんかも現地の人に任せた結果、驚くべき量の砂糖を足されて悶絶した覚えがある。

そんな訳で甘〜いフカヒレスープ甘酸っぱ〜いキムチの洗礼を受けた訳でした。
ちなみに前日には、このサイトでも紹介されてる緑茶に初撃を食らっております。
JAMライブ中に飲んでたポカリが甘ったるいんで「すっきりしたものを飲もう」と緑茶をがぶ飲みしたら、あまりの甘さに咽び泣きそうに。

食事終了、近くのセブンで飲み物を調達していると予想外の事態が。
店員のお兄ちゃん、お釣りを渡しながら爽やかな笑顔で
「Thank you very much!」

店外にて
「あんな笑顔初めて見た!」
「他の店員は爪の垢を煎じて飲んで欲しい!」
Mきの先生に至っては、
「俺のシンガポール人がこんなに優しい訳がない」
別にお前のじゃねえ。

まだライブ時間はあるけど、会場へ。
ひとまず物販コーナーに向かい、一旦別行動。
が、人の多さに疲れて壁際で休んでる2名。
そこに、「日本の方ですか?」と話しかけられ、しばし談笑。
そういや、オフィシャルツアー以外の人とは初めて話す訳ですが、
ライブチケは結構熾烈な戦いでなかなか繋がらなかった
しかも実はサーバの調子がおかしくて、うまく発売が始められてなかった。
May’nファンの人は結構固まって昨夜や今日の便で来ているらしい。
なので、同じ便でもそれなりに参加者を見かけた。

Mきの「どちらの方のファンなんですか?」
「あ、今までMay’nだったんですが、今日は集中して応援する為にMay’nグッズは持たずに全部angelaグッズで来ました。」
なんとストイックな!
好きなアーティストを絞ったら他のグッズは排除して望まねばならんとは!
Mきの「いやー、それ言われるとウチらの身内、全員ファン失格ですよね」

ちなみにこちらはMきの:花澤嬢、D:ぢぇらっ子と返答。同類だー、とガッチリ握手。
…ライブ後にドン引きされてなきゃ良いんですがね。
「昨日も参加されたんですか?他にも日本の方結構いました?」
「そうですね。ただ、『JAMを目当てに来た!』って人はそこまで目立って多くはなかったと思います。」
「そうですか…。いや、先に参加した知り合いに

前の方でJAMファンらしい人達が


メチャクチャ盛り上がってた』

って聞いたんで…」

聞ーこーえーなーいー。
「えーと、それって…最前辺りですかね?」
「ああ、多分そうだと思います。」
決定的w。

予想外のところから頭痛い報告を受けつつ、ライブ会場へ。